2025/10/01
研究活動

第11回医薬工3大学包括連携推進シンポジウムを開催 ~医学薬学工学連携で広がる新しい世界を目指して~

 東京医科大学、東京薬科大学、工学院大学の3大学で連携し、2025年9月20日(土)に「医薬工3大学包括連携推進シンポジウム」を本学新宿キャンパスにて開催しました。シンポジウムには3大学合わせて100名程参加し、最新の研究活動を発表する大変有意義な会となりました。これは、2010年9月17日に、3大学間で締結した医薬工3大学包括連携協定の活動の一つであり、今後の学生教育?研究活動を深める取り組みを目指すものです。

 シンポジウムは、本学 宮澤啓介学長、東京薬科大学 山田純司副学長、工学院大学 今村保忠学長の順にご挨拶いただいた後、特別講演を行いました。本学 薬理学分野 金蔵孝介主任教授による講演「液滴からみるALS研究」、東京薬科大学 薬学部 薬物代謝分子毒性学教室 山折大教授による講演「胎児期における化学物質の曝露評価 ~胎児肝臓を中心として~」、工学院大学 工学部 機械システム工学科 桐山善守教授による講演「人工膝関節の力学機能 -膝関節のバイオメカニクス-」の3題の特別講演が行われました。各分野での最先端の研究成果の発表に、会場内では活発な質疑応答が交わされました。

 続いて、会場を記念会館に移し、ポスターセッション&交流会が行われました。東京薬科大学 山田純司副学長に乾杯のご挨拶を賜り、本学27演題、東京薬科大学11演題、工学院大学14演題、計52演題の発表が行われました。「医薬工連携」の名のとおり、3大学が医学?薬学?工学各分野の枠を越え、それぞれの専門分野の知識や技術を融合?昇華させた共同研究も多くみられました。

 最後に、本学 分子病理学分野 黒田雅彦主任教授のご挨拶をもって、盛況のままシンポジウムが終了しました。(総務課)

20250920-1.jpg

特別講演の様子

20250920-2.jpg

ポスターセッション&交流会の様子

ページトップ